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2010年 夏の旅(4) [仲良くごはん]

また来れるのを楽しみに、釜山を離れ、対馬は厳原港へ向かう。フェリーの中は韓国の人たちばっかり。日本からやってきたのは私くらいかな。うとうとしつつ、1時間くらいしたらおっきな島が見えてきた。これが対馬らしい。島を右手に1時間半くらいして厳原港に到着。釜山と対馬はほんとに近くて、対馬は大きな島なんだなぁ、と実感。
港でNさんと落ち合う。Nさんは佐賀で仲良くなった。「次は対馬においで」と誘ってくださったのです。
ホテルに荷物を置いて、まずは腹ごしらえにゆこうと歩き始めたが、とにかく日差しが強いため、スーパーに立寄り日焼け防止グッズ購入。
昼食は、サツマイモの澱粉でつくった対馬独自の麺「ろくべえ」。タピオカのぷるぷるが細長く麺になった感じ。だしがおいしい!サザエ飯もNさんにおすそわけしてもらってもりもり食べる。
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その後、歩いていける範囲をまわる。対馬歴史民族資料館では、朝鮮と対馬の歴史的な関係や出来事についてざっくりと学ぶ。実際に来てみると、海・山・海・山・・・で平地がほとんどなく(米がとれず)、対馬の財政にとって朝鮮との貿易・外交が非常に重要であったことがよくわかる。宗家菩提寺の万松院や、対馬真珠の館にも立ち寄る。海の変化に真珠養殖も衰退の一途だそうです。
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「朝鮮國通信使之碑」の前で。青い空、山の緑、木々の木漏日が気持ちよい。暑いけど。
城下町の街並を楽しんだ後、いったんホテルに戻り、汗を流した後に飲みに行く。
店の名前は微妙ですが、良いお店「ひでよし」。こういう雰囲気のお店、わくわくします。
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対馬の魚には、対馬の焼酎「やまねこ」で。
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その後、焼き鳥屋に移動して、二次会。いい気分で、寝る。

*朝鮮通信使について基本的なことは、こちらの本で勉強。

朝鮮通信使―江戸日本の誠信外交 (岩波新書)

朝鮮通信使―江戸日本の誠信外交 (岩波新書)

  • 作者: 仲尾 宏
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 新書


2010年 夏の旅(3) [仲良くごはん]

8/17(月)、朝5時半に起きて、出発の用意済ませて、手ぶらで出発。
スンドゥブ屋、ちょっと迷って、新聞配達のおっちゃんに声をかけてみたが、わからず。結局ほどなく見つかった。再会した新聞屋のおっちゃんに「見つかったよ〜」とアピール。
入ったら私が一人目のお客だったもよう。おばちゃん2人とおっちゃん1人が黙々と仕事していた。「アンニョンハセヨー」とあいさつをしたら、「いらっしゃーい」と迎えてくれる。
ここのスンドゥブ安くておいしく、ごはんの量が多くてキムチも食べやすい味。
お店を出て、途中気になっていたトーストのお店で、豆乳をもらう。ところてんみたいなのが入っている塩味の豆乳。まあまあおいしい。ここの店のおやじもほんと親切。大満足で宿へ戻る。

チェックアウトして、タクシーを拾おうと歩いていたら、後ろからプップーと鳴る。向こうから拾ってくれた。「フェリーターミナルまでお願いします」と言ったら、「日本から来られたのですか?」と運転手のおっちゃんが流暢な日本語を話す。「日本語がお上手ですねー」と返したら、「小さいとき、日本人の先生に習っていましたから」とおっちゃん。「?」と一瞬首をかしげる。60すぎと見えたので、なんで日本人の先生なんだろう?と思って、「失礼ですが、おいくつなんですか?」と訪ねたら、「何歳に見えますか?」「うーん、65歳くらいでしょうか?」「はっはっは!もう80になります」って。驚いたー!若々しくって。80歳でタクシーの運転手さんをしていることにもびっくり。1930年生まれなら、日本が朝鮮半島を植民地にしていた頃、少年時代だったことを理解する。「一人で来たのですか?」と聞かれたので「はい。日本の京都から来ました。生まれは大阪です。」と言うと「私は釜山で生まれ釜山で育ちました。釜山で死んでいくのでしょう」。

フェリーまでのほんの5分くらいの間のやりとり。一瞬の会話だったけれど、日本がここを植民地にしていたことがぐぐっと自分の中に迫ってきた。静かな、貴重な時間だった。もっといろんなこと聞けたらよかったなぁー。釜山に来てよかった。

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のんびりの週末 [仲良くごはん]

土曜日の夕方。
以前として壊れた洗濯機をそのままにしており、コインランドリーに通う日々ではあるが、今日は30分の待ち時間に、自転車を走らせて、お気に入りのケーキ屋さん「童夢」でケーキ調達。今日は洋梨のタルトにした。やはり、うまい!

日曜日のお昼間。
久しぶりに、枚方・星ヶ丘のSEWING TABLE COFFEEへ。
今日は、長年髪の毛を切ってもらっていた林さんが、草原の中で床屋さんを開く日なのです。
店主の玉井さん、相変わらず素敵だった。玉井さんの手から生まれた器でいただくサイフォン珈琲は、茶室でお抹茶を飲むときのような、背筋がピンとする珈琲。ふとBGMを聞いていると、いつも家で聞いているおばあちゃんの弾き語りだった。家にいるような不思議な気分。
一服した後、林さんに呼ばれて、大きな木の木陰に座る。
風が吹くと、髪の毛が飛んでゆく。
気持ちのよい床屋でした。

今日は草原にくじらが泳いでいました。
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2010年 夏の旅(2) [仲良くごはん]

8/16(日)は釜山行きの目的とも言える東莱(トンネ)温泉へ行く日。
その前に、宿の近くのチャガルチ市場の焼き魚定食屋通りへ。市場の雰囲気いいなぁ。
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今回絶対食べに行きたかった焼き魚定食を食べる。日本の焼き魚と違って、揚げ焼き魚って感じ。スープは二日酔いに効くらしい(別に二日酔いでなかったが)牛の血のかたまり入りスープ、ヘジャンクク。おいしい朝食だった!
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寄り道して、おやつタイム。大好きなホットック(黒糖入り揚げパン。釜山のはナッツをまぶすのでさらにおいしい)と桃ジュースを屋台で調達。地下にもぐり、駅へ向かう。かわいい壁画があった。
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南浦洞駅から20分、駅から10分ほどの「鹿泉湯(ノッチョンタン)」という地元の人たちでにぎわうらしい浴場へ。1階でお金を払って気合いを入れて「あかすりお願いします!」と言ったら、「あ、上で払ってね」とあっさり言われる。2階が女風呂。あかすりをお願いしたら、おばちゃんが誘導してくれて、風呂のすみっこのあかすりコーナーのおばちゃんに「この子にもお願いね」と紹介してくれる。
浴場内では、その人の多さにたまげた。洗い場も数カ所の湯船も人がいっぱい。日本人はあんまり見当たらない感じ。地元ピープルに混ぜてもらって湯につかると、初めてなのに不思議と日本の温泉に入っているときよりくつろいだ気分に。60度のお風呂に平気でつかっているおばちゃんたちにびっくりし、私も入ってみる。熱かったー!売店で売ってるお茶(生中のジョッキ並みの大きさ)を持ち込んでいる人も居て自由だな〜と思う。あかすり待ち用(?)のぬるめのお湯につかっていたらプールみたいにもぐっている人がいる。おもしろい。ジェットバスのコーナーをちびっこが譲ってくれた。
そうこうしているうちに、順番がまわってきてあかすり開始。きゅうりパックやリンスまでついていた。あかすりとマッサージが気持ち良い上、おばちゃんの働きっぷりを見ているとほれぼれする。終わってシャワーを浴びていたら「達者でね!」みたいな感じで左胸をパーンとはたかれる。。。別にそこは触らなくてもいいだろうに・・・(笑)。
脱衣所の一角にドリンク販売コーナーがある。「珈琲牛乳ないですか?」と聞いたら、冷蔵庫の中にはないらしく、即席でインスタント珈琲と砂糖とパック牛乳で作ってくれた。氷も入れてもらう。これがおいしい!ベンチで飲んでいたら「おいしい?」と聞かれたので「おいしいです!」と応えたら、喜んでいた。気づいたら売り子のおばちゃんも作って飲んでいた。

お風呂上がりは、目的その2:東莱パジョン(ねぎチヂミ)とマッコリを求めて地下鉄に乗る。釜山方面へ2つ駅を戻り、お店へ向かう。駅前に天ぷら屋さんがあり、日本と同じような天ぷらが並ぶ光景に日本みたいやなぁ、と思う。歩いてもみつからないので、タクシーを拾って、おっちゃんに言ったら「それならすぐだよ!」とタクシーを走らせてくれる。で、「料金いらないよ」と降ろしてくれる。なんて太っ腹なんだろう、と感動。しかし、目当てのお店は夏休み中でがっくり。とぼとぼ歩いていると、「元祖東莱パジョン」とおっきなパジョンの写真が掲げられたお店発見!迷わず入る。パジョンの一番小さなやつとマッコリを頼む。「あんた、昼から一人で飲むの〜?」という感じでお店のおばちゃんが心配しつつ笑っていた。「おばちゃん、ぜんぜん大丈夫やで。風呂上がりやしね」という表情で返す。頼んでほんとよかった。ここのマッコリがほんのりベージュ色でお米のつぶつぶも残っていてめっちゃおいしかったのです!これで6000ウォンだなんて安いなーと思っていたら、伝票を見たらおばちゃんが気をきかせて1/2の量にしてくれていた。ということは3000ウォン。量も1/2でおわん4〜5杯分でちょうど良い。日本で飲むのあほらしくなるなぁ。キムチやムッをあてにごくごく飲んでいたら、待ちに待ったパジョンが出てきました〜!
エビやイカや貝が入っていて、評判通り、表面はカリッとしていて、中はとろ〜りしていて、お・い・し・い〜!!感動!ほんとお好み焼きみたい。途中、お店のおばちゃんたちのまかないタイムが始まり、そっちの麺もおいしそうだった。「めっちゃおいしかったです!」と言ってお会計を済ませた。絶対また来よう。今度は大勢で来ておっきなパジョンを食べたい。
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ほろよい気分で駅に向かい、途中スーパーに寄り道。宿の方まで帰ってきて、スーパーでのり巻きとビールを調達。昼が豪華だったから夜は質素に。

寝る前に明日の朝ごはんはどうしようかな〜、フェリーの前にしっかり食べたいしな〜、と調べていたら、朝6時からやっているスンドゥブ屋さん発見。ここで朝ごはん食べることに決定。

*東莱温泉の歴史は古く、600年代の文献に出てくるという。日本の植民地経営の一貫として、日清・日露戦争のあと、日本人により、植民地全体の日本人たちを慰安する温泉地として開発された。詳しくは竹国先生の本を読んでみてください。

韓国温泉物語―日朝沐浴文化の交流をたどって

韓国温泉物語―日朝沐浴文化の交流をたどって

  • 作者: 竹国 友康
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2004/03
  • メディア: 単行本


2010年 夏の旅(1) [仲良くごはん]

8/15〜8/23まで暑い夏の旅をしてきました。前半は玄界灘を渡り、釜山と対馬を訪ね、歴史を学ぶ船旅、後半は「部落」をテーマに各地で語り合う巡業でした。期待どおり、各地でおいしいもの・新しい出会いがあり、とにかく暑かったけれど充実した9日間でした。もう秋になってしまいましたが、今日から旅の報告をしていきます!
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8/15(土)、京都から新幹線に乗って博多へ。博多駅から国際フェリーターミナルへバスで移動。高速船ビートルに乗り込み、釜山に向かう。天気はあいにくくもりで雨もぱらついていて外の景色はあんまり見えない。でも船内は快適。船酔いもせず寝たらあっという間に3時間たち、15:00前に釜山に着く。

タクシーをひろってチャガルチ市場のすぐ近くの安宿へ。夜のごはんまで中途半端な時間。どこに行こうかな〜と調べていたら、釜山近代歴史館が近いので早速行くことにする。PIFF広場を抜けて、若者向けの通りを歩いていったらすぐだった。釜山近代歴史館は、もともと日本帝国主義の植民地収奪機関である東洋拓殖株式会社の釜山支店として1929年に建てられた。解放後の1949年からは米国文化院として使用される。外国勢力の支配を象徴する韓国近現代史上、重要な建物(パンフレットより)。受付で名前とJapanと書いたら、スタッフの女性(50代くらい)が歓迎してくれたのでなんだかほっとした。ともじつ企画で、6月に水野先生から日韓の歴史についてレクチャーをしていただいたため、展示内容の理解がスムーズだった。水野先生に感謝!歴史の承認である建物の中で、日本がここ釜山でどんなふうにして植民地政策を進めていったか、多数の写真や資料により、学ぶことができた。釜山に行く人はぜひ訪ねてほしい。

夜に合流してもらえる先生と電話がつながり、待ち合わせ場所確定。少し時間があったので、ぷらぷら通りを歩いていたら、マニキュア屋さんが!サンダルを履いていたのでどこかで塗ってもらおうと思ってたのだ。幅1.5m、奥行き3mくらいのスペースで商売をしているおばちゃんがかっこいい。電車の時間があったので特急で仕上げてもらった。まだ乾いてないかも…と思ったけど、おばちゃんが「大丈夫!」とスプレーで乾かしてくれたので、サンダルはいて勢いよく駅へ向かう。(あとで見たらやっぱり剥げてたけど)

西面のデパートで待ち合わせ。ともじつが縁で知り合ったK先生と女子学生さん3人と食事をご一緒してもらう。サムギョプサルに決まり。若者たちでにぎわっている。SANY0025.JPG
こんな形の豚肉をしてるサムギョプサル初めて。葉っぱやキムチはセルフで、ゴマの葉大好きの私にはうれしいサービス。隣のテーブルの人たちの食べているのを見て先生が頼まれた「弁当」という名のごはん(←混ぜで食べる)がおいしい。さらに冷麺も頼む。それにしても女子学生3人がかわいいなぁ。
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雨の中、店を出て「さぁ、デザート食べよう〜」で一致。アイスクリーム屋さん発見。悩みに悩んで3種類を決定。これがまたおいしかった!冷たい鉄板の上で、アイスクリームにバナナとかイチゴとかクッキーとか混ぜてくれるんです。しかも、アイスクリームをキャッチボールみたいに投げるパフォーマンスもあり。席ではメニュ―を見ながら、先生による韓国語レッスンが始まる。こんなレッスンいいなぁ。楽しい夜でした!
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臼井敏男さん『部落差別をこえて』出版されました! [部落問題を伝えたい]

今月10日に、今年1月の朝日新聞夕刊1面で連載された「ニッポン人・脈・記/差別を越えて」が新書になりました!それぞれの記事に加筆がされて、より充実したものになっています。

部落差別をこえて (朝日新書)

部落差別をこえて (朝日新書)

  • 作者: 臼井敏男
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2010/09/10
  • メディア: 新書


帯とあとがきに私の記事に通じる部分が引用されていてうれしい。
臼井さん、私の考えていること・伝えたいことを的確にひろってくださっているなぁ〜。
ありがたいことです。
「これ、読んでみてください」とまた1つ、部落問題や自分の思いを伝えることができます。

9月8日(水)〜11日(土) 劇団態変『自由からの逃走』 [おすすめの催し]

観てきました! おもしろかったー!! ホヤのシーンがかなり気に入りました。
もう1回観たいので、明日は仕事があるけど、終わった後に駆けつけて、また舞台を観ることにします。

帰り道、「ホヤが傑作だったね〜」としゃべりながら、京橋の行きつけの店になだれ込んだら、
メニューに「ホヤの塩辛」とありますねん(笑)。これは頼むっきゃない、と思って頼みました。
口にして、一瞬切ない気持ちになったけど、おいしかったなぁ。ホヤ。
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明日、最終日です! 来てください!(9月10日 追記)

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お忙しい方も、なんとか都合をつけて、観に来てください!!でないと後悔すると思います。私は9日に行きます!終了後、受付で韓国公演へのカンパ呼びかけをやっているので、声をかけてくださいねー。(9月6日 追記)

態変の表現の現場にまだ立ち会ったことのない人に、ぜひ来てほしいです!
世界観が変わると思います。
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「男は旅に出た」シリーズ完結編
 E・フロム著『自由からの逃走』(1941年初版)を下敷きに、人間の本質をえぐる問題作。
 社会心理学の学術的探求と、劇団態変の抽象的身体表現とがいかなるクロスオーバーを成し遂げるのか。
 創造と破壊をテーマに据えてきた金満里の新たな挑戦。
 自然と人為の狭間の特殊空間で、強さと脆さと同時に抱える人間の原点をダイナミックに描き出す!
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